あれーーーー今日も気が付いたらもう夕方です( ノД`)シクシク…
時間が過ぎるのがなんて早いんでしょう!
さて、私は朝から韓国語関係の作業に掛かりっきりでした。
その後、写真の整理をしていたのですが、冷麺の写真が出てきました。
この冷麺は日本から友達がセブに遊びに来た時に韓国料理店で食べた物です。
セブはいつも夏なので冷たい物がおいしいです!
しかも外食するとどうしても油っぽいものが多いんですが、冷麺はサッパリしています。
冷麺と言えば、韓国と思う方がいらっしゃるかも知れませんが元々は北朝鮮の食べ物です。
朝鮮戦争の時に北朝鮮から韓国に来た人が広めたそうです。
この冷麺の写真を見て私はあることをふと思い出しました。
私の友達で北朝鮮に行ったことがある人がいるのですが、その友達がしてくれた北朝鮮の話です。
その友達は、今から12年前、私がソウルのある下宿に住んでいた時に知り合った友達です。
私よりも10歳くらい年下の男の子で、当時まだ二十歳そこそこでした。
韓国語を学びに日本から来ていて、私と同じ下宿に住んでいました。
その彼とは下宿でも良く顔を合わせ、割と親しくしていました。
よく、リビングでその日あったできごとや韓国語の勉強の話なんかをしたものです。
そんなある日、その彼が「僕、実は北朝鮮に行ったことがあるんですよ」と北朝鮮に行った時の話をしてくれました。
北朝鮮は私たち日本人にとっては地理的にはそんなに遠くなくても心理的には遠い国ですよね。
拉致問題やらなんやらで良いイメージがまったくと言っていいほどない国です。
そんな国に行ったことがあるというその彼の話に私はすごく興味を持ちました。
まず、彼が北朝鮮に行った経緯は、学校の修学旅行だったそうです。
彼は日本人ではありません。
ですが、北の人ではなく南の人です。
私は、彼のパスポートを見せてもらって確認したので間違いありません。
もし北の人であれば南に住むことは脱北者以外はできないはずです。
でも、逆で考えたら南の人が北に行けるはずはないのですが、詳しい事情は良く分かりません。
さて、彼は日本から中国の北京に行き、そこから乗り継いで北朝鮮のピョンヤンに行ったそうです。
飛行機は世界一危ないと言われている北朝鮮の航空会社、高麗航空です。
北朝鮮の首都のピョンヤンに到着するとガイドさんがいて常に付きっきりだったそうです。
ホテルも北朝鮮では高級なホテルだったそうですが、何となく監視されているような気分で落ち着かなかったそうです。
ピョンヤンの町の観光に出かけても、もちろん見た目のよい所しか見ることはできず、自分で好きなところに行くなんてことはもちろんNG。
そんな彼が話してくれた北朝鮮の話で一番記憶に残っているのが、
北朝鮮の冷麺はおいしかった
という話です。
初めに書いた通りですが、冷麺の発祥の地は北朝鮮です。
やはり本場の味なのでおいしいんでしょうね。
是非本場の冷麺を味わってみたいです。
北朝鮮は不気味な国ですが、怖いもの見たさもあり私は行ってみたい気もします。
そんな日は今のところは来ないとは思います。
ですが、もし行くようなことがあれば絶対言葉は分からないフリをします!
下手に分かるような素振りを見せようものならスパイ容疑でもかけられて監禁されたりしそうです(-_-;)
ひとまず、次回韓国に行ったら38度線の非武装地帯(DMZ)に行って北朝鮮を眺めてみたいです。
ソウルから38度線は地図を見ると思いの外近いです。
とは言え、ソウルにいても北朝鮮がすぐそことか休戦状態であることは全く意識することがありません。
唯一意識したのは、防災の日(正式名称は良く分かりません)だけです。
北朝鮮からの攻撃を想定してするもので、空襲のサイレンが鳴ります。
サイレンがなると、車は停車し歩行者は地下道へ避難します。
私はこの訓練を韓国に住んでいる時に一回、観光で行った時に一回たまたま経験しました。
日本みたいな島国にいると孤立しているせいもあって、国境だとか隣国だとかいう感覚は良く分かりませんね。
まあ、日本がこうして平和なのも島国のおかげなのかなと思ったりもします。